夜のドラマで、福田さきちゃんが、
「悪の汚れ、お掃除させていただきます!」というのを見ていた。
(年甲斐もない...)
で、ミスドに行ったら、
「こちらでご注文お伺いさせていただきま~す」と。
「~させて頂く」と、語尾が間延びするのがポイント。
あろうことか、それから注文したドーナツを受け取るまでに、カウンターのお姉ちゃんは、「~させて頂く」を5回、いや6回も繰り返した。
どうも、マニュアル化しているらしい。でも、それならば、語尾を間延びさせるのはやめて欲しい。
オヤジは、この「~させていただきます」と言う表現が大嫌い。
謙譲語の使いすぎは、慇懃無礼以外のなにものでもないし、それに慣れてしまうと、それ以外の表現(ボキャブラ)が途端に貧弱になりかねない。
人に「許可」を求めるようでいて、その実そんな気さらさらないこの表現を使わずとも、(私が)~します(いたします)と主観的な表現でいいではないか。
(とはいえ、オヤジも意識していないと、ついつい使っていることがしばしば。実に恐ろしい中毒性をもつ表現なのだ!)
冒頭のミスドだって、「いらっしゃいませ。こちらへどうぞ。ご注文をお伺いします(ご注文をどうぞ)」でいいではないか。それを、あえてマニュアルで「~させて頂きます」と変えたことで、丁寧で、お客様思いで、親切な店作りに貢献するのか。そんなもの5回も6回も聞かされたら、気分悪くなるわ!
でも、気がつけば、世の中「~させて頂く」だらけ。
会社でも、電車のアナウンスでも、お店でも。
「バカ丁寧化する日本語」という新書を読んでいることもあって、どうにもこうにも、気になってしかたがない。
でも、誤用であっても、このまま「標準的な日本語」として定着していくんだろう。
台湾の李登輝さんや、なくなった韓国の金大中さんたち、かつての美しい日本語を知っている世代の人たちが聴いたら、お叱りを受けそうだけれど...
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